会の歩み

80年代後半頃、町内のスナック「サンレモ」を拠点にして、数人が意気投合し、「ジャズを語り合う集い」「ジャズビデオを鑑賞する会」的に自然発生。しだいに輪が広がって、ときおり大いに盛り上がる。いつしか「自分達でもコンサートができたらね…」と始まり、本格的に会の組織化に向けて準備が進んだ。

そしてついに91年12月、満を持して「田沢湖JAZZ倶楽部」が誕生。倶楽部員はのっけから23人という大所帯。みなジャズに心引かれ、「いつかは田沢湖でジャズフェスを…。」なんて夢見る、なかなかかわいい個性派ぞろいである。

以来、毎月第2日曜の夜を定例会として(現在は第2金曜)、カフェバー「ライトオン」に集い、「あーだこーだ」と飲んで笑い、時には「あーでもないこーでもない」と激論し、涙し、「あーすべこーすべ」と夢を追い続けた。

92年2月には情報交換誌「邪頭かわら版」1号を発行、会員の寄稿や、コンサート情報を提供しながら、今日まで続いている。

倶楽部主催ファーストコンサートは92年5月。どたばたしながら迎えた一流のクインテットの名演はいうまでもなく、集まってくれたお客さんの惜しみない拍手の音と、満足げなプレイヤーの顔に、みな感きわまって涙したのはご想像どおり。

「県境の町にジャズの灯を」を旗印に、内外からのたくさんの支援を受けながら、今日にいたっている。